2017.02.03

応援しなきゃ、始まらない!! “男子バレー”「堺ブレイザーズ」



かつてオリンピックにでるくらいの実力をそなえ、アイドル的な人気を誇っていた“男子バレー”。
ロサンゼルス五輪からソウル五輪くらい(1980~90年)の時期でしょうか。中でも人気がひときわ高かったのが、今やバラエティでもおなじみ川合俊一さんです。なつかしいと思うファンにはうれしい、男子バレー界にイケメンブームが再びやってきているのだとか。
さらに週刊少年ジャンプに連載中でアニメ化もされているバレーボール漫画「ハイキュー!!」効果で中高生の男子バレー人気が復活しつつあるのだそうです。

 

■ 地域密着型スポーツクラブとして再生


そんな人気急上昇中の男子バレーのチームが、じつは堺市もあるのをご存じですか?
新しいミレニアム(千年紀)が始まった2000年。母体であった企業、新日鉄は前身である新日鉄バレーボール部をバレー界で初めて地域密着型チームとして再生しました。
それが本拠地・堺に密着したクラブチーム「堺ブレイザーズ」です。「ブレイザーズ」とは「炎の男たち」という意味とか。


 

■「ブレイザーズ」堺への愛は勝つ!


地域密着「堺ブレイザーズ」。堺への愛には熱いものがあります。
ユニークなところでは、ちまたで有名な(!?)ハニワ課長を金岡公園体育館でのホームゲームに招き、「ぜひ、百舌鳥古墳群のPRをしてほしい!」とラブコールを送ることも。
堺市の被災地支援交流事業への協力として福島県いわき市との交流事業「いわき・さかいバレーボールカーニバル」の取り組みや、「ブレイザーズタウンキッズバレーボールスクール」の開催、「堺ジュニアブレイザーズ」の活動など、地域に根ざしたチームを目指して、市民との一体感を大切にしています。
とはいえ「堺ブレイザーズはまだまだ堺で認知度が低い。チームを知って、試合を見に来てもらうには、勝ち続けないといけない」長年、堺ブレイザーズをリードしてきた石島雄介選手は、「これでいいのか」と常に勝利へのこだわりをみせてくれます。
すでに半年間にわたるバレーボール2016/17Vリーグは、昨年の10月22日、V・プレミアムリーグ男子の大阪大会より開幕し、今やおおづめ。試合のゆくえを見守るためにも、チームカラーである黄色のユニホームに身を包んだ選手の迫力ある生プレイを観戦しながら、あのころ男子バレーに熱狂した女の子に戻ってキャーキャーと元気いっぱい(黄色い)声援を送ってみるのはいかがでしょうか。

<行き方>
堺ブレイザーズの所在地「新日鐵住金堺体育館」は阪神高速湾岸線三宝出入り口、南海バス「鉄鋼ビル」より徒歩数分。

▼堺ブレイザーズ チーム所在地
〒590-0901
大阪府堺市堺区築港八幡町1番地
新日鐵住金堺体育館